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【結論から】ビジネスシューズは紐なしでもOK?マナーを場面別に一発判定(就活・冠婚葬祭も)

2026.04.20

【結論から】ビジネスシューズは紐なしでもOK?マナーを場面別に一発判定(就活・冠婚葬祭も)
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結論|ビジネスシューズは「紐なしでもOK」だが、場面で線引きが必要

紐なしの革靴(ローファー/スリッポン/モンクストラップなど)は、社内やビジネスカジュアルでは問題になりにくい一方、就活・冠婚葬祭・重要商談では“外さない靴”としては弱いことがあります。マナーは会社・業界・相手の価値観で揺れるため、迷ったら「黒の紐あり(内羽根=羽根が閉じるタイプ)のストレートチップ」が最も安全です。

迷ったら:黒・スムースレザー・紐あり・ストレートチップ(またはプレーントゥ)

脱ぎ履きの利便性を取りたいなら:まずはモンクストラップ(ベルト付き)→次にシンプルなローファー

スエードや明るい色、派手な金具は、ビジネスでは一気にカジュアル寄りになります

用語 一言説明 詳しくは
ローファー 靴紐がなく、足を滑り込ませて履く革靴の総称。コイン・タッセル・ビットなど種類がある → ローファーの種類と選び方
モンクストラップ 甲のベルト(ストラップ)とバックルで締める革靴。紐なしの中では最もビジネス寄り → モンクストラップとは
スリッポン 紐もベルトもなく、そのまま履ける靴の総称。カジュアル〜ドレスまで幅が広い → スリッポンの選び方
ストレートチップ つま先に横一文字の切り替え(ライン)があるデザイン。ビジネス・フォーマルの定番 → 革靴デザインの違い
プレーントゥ つま先に装飾のないシンプルなデザイン。ストレートチップに次いでフォーマル寄り → 革靴デザインの違い
内羽根・外羽根 紐を通すパーツの付き方の違い。内羽根は甲の下に縫い付け(フォーマル寄り)、外羽根は上に乗る(カジュアル寄り) → 内羽根と外羽根の違い
スムースレザー 表面が滑らかに仕上げられた革。ビジネス靴の基本素材で、スエードの対になる存在 → 革靴の素材を解説
スエード 革の裏面を起毛させた素材。柔らかい質感だが、ビジネスではカジュアル寄りになりやすい → 革靴の素材を解説
ウイングチップ つま先にW字型の切り替えがあるデザイン。華やかだが、就活・葬儀には不向き → 革靴デザインの違い
ビット(ローファー) 甲に金属の飾り(馬具モチーフの金具)が付いたローファー。華やかだがビジネスでは主張が強い → ローファーの種類と選び方

なぜ「紐あり」が基本と言われる?|フォーマル度は“構造”で決まりやすい

ビジネスの靴は印象を左右します。一般に紐ありはフィットしやすく引き締まって見え、紐なしは便利な反面ラフに見えやすい場があります。だからマナーが気になる場では、よりフォーマルに見えやすい構造を選ぶのが安全です。

ただし、近年はビジネスカジュアルの普及で、ローファーやスリッポンを許容する会社も増えています。つまり答えは一つではなく、「あなたの会社」と「会う相手」と「その場(式かどうか)」で決まります。

フォーマル度が上がりやすい順(目安):紐あり(内羽根)→紐あり(外羽根)→モンクストラップ→ローファー→スリッポン

まず整理|「紐なし」にも種類がある(印象が変わる)

ローファー:最も一般的だが、フォーマル度は下がりやすい

ローファーは脱ぎ履きしやすく人気ですが、靴紐がないぶん見た目に“抜け”が出ます。職場のドレスコードが厳しい場合や、相手の会社が堅い場合は要注意です。

スリッポン:カジュアル寄り。ビジネスで使うなら条件が厳しい

スリッポンは一見きれいに見えるものもありますが、デザインによってはスニーカーに近い印象になります。ビジネス用途なら装飾の少ないシンプルな革靴型に限定し、黒を選ぶのが無難です。

モンクストラップ:紐なしの中では“ビジネス寄り”になりやすい

甲のベルト(ストラップ)で締めるため、ローファーよりきちんと見えやすいタイプです。特にシングルモンクは、ストレートチップやウイングチップほど主張せず、仕事で使いやすい選択肢になります。

一発判定|場面別のマナー(OK/要注意/NG)

「紐なし=全部NG」ではありません。ポイントは“相手に会うか”“式か”“就活か”。まずは下の表で、自分のシーンを当てはめてください。

シーン 結論 どのタイプなら 一言メモ
社内(内勤・デスクワーク) OK ローファー/モンク/シンプルなスリッポン 来客が多い部署は要注意
外回り(訪問・初対面) 要注意 黒のモンク、または装飾の少ないローファー 迷ったら紐ありに戻す
重要商談・役員同席 要注意〜NG 基本は紐あり(内羽根) 相手が堅いほど定番が安全
就活(面接) NG寄り 紐なしは不可(黒の紐ありを推奨) 無難さ=失点しない
葬儀(喪服) NG寄り 紐なしは不可(黒の紐ありを選ぶ) 光りすぎない革・きれいに磨く
結婚式・式典 要注意 指定がなければ紐ありが安全 招待状や会場の格を確認
ビジネスカジュアル OK ローファー/モンク 全体のファッションで整える

判断基準をさらに単純化すると、”相手に会うほど・公式な式ほど・評価される場ほど”フォーマル寄りが安全です。逆に、社内で完結する日や移動が多い日は紐なしのメリットを取りやすくなります

OKになりやすい条件|紐なしをビジネスで使うならここを揃える

条件1:色は黒が最も安全(次点でダークブラウン)

黒はスーツとの相性が良く、フォーマル寄りに見せやすい色です。ブラウンも使えますが、明るいほどカジュアルに寄るため、まずは濃い色を選びます。

条件2:素材はスムースレザー中心(ツヤは“ほどほど”)

革の表情が落ち着いているほど、ビジネスシーンで浮きにくいです。過度な光沢は式向けに見え、逆にラフなシワ感はだらしない印象にもつながります。

条件3:デザインはシンプル(装飾を増やすほどカジュアル)

ビット(金具)や強い装飾はファッション性が高く、会社の場では目立つことがあります。つま先はプレーントゥ、もしくは控えめなストレートチップが合わせやすいです。

条件4:サイズとフィット感が最重要(脱げる=だらしない)

紐がない分、サイズが合わないと踵が浮きやすく歩きにくいです。足に合うサイズで、必要ならハーフインソールなどで調整し、見た目と機能の両方を整えます。

条件5:靴下・手入れまで含めて“清潔感”を作る

紐なしは足元が目立ちやすいので、靴下は黒・濃紺など落ち着いた色が無難。革靴はブラッシングと乾拭きで汚れを落とし、必要に応じてクリームや防水でケアします。

タイプ別|紐なしで“きちんと”見せるコツ(選び方チェック)

モンクストラップ(シングル/ダブル)

仕事用なら、ベルトが細めで装飾が少ないものが合わせやすいです。ダブルモンクは存在感が出るため、社内の雰囲気やスーツのスタイル(クラシック寄りか)で判断します。

おすすめ条件:黒/スムースレザー/細めのバックル/つま先はプレーン〜控えめチップ

ローファー(コイン/タッセル/ビット)

ビジネス寄りにするなら、装飾の少ないコインローファーが無難です。タッセルやビットは華やかで人気ですが、会社や取引先によっては“遊び”に見えることがあるため、最初の一足には向きません。

おすすめ条件:甲が浅すぎない/踵が浮かない/金具なし/黒or濃茶

スリッポン(スリップオン)

スリッポンは「革靴っぽい」ものから「ほぼスニーカー」まで幅が広いタイプです。ビジネスで使うなら、縫い目やゴムの見え方が控えめで、靴底も薄めのドレス寄りを選びます。

おすすめ条件:ゴム部分が目立たない/つま先が丸すぎない/ソールが厚すぎない

3分チェック(迷い停止用)

出発前に、鏡の前で次の3点だけ確認すると失敗が減ります。

①靴が浮いていないか:踵がパカパカするならサイズかインソール調整が必要

②靴が目立ちすぎないか:金具・明るい色・強い装飾は“靴だけ浮く”原因

③手入れは十分か:汚れ・雨ジミ・白っぽい粉は印象を落としやすい

NGになりやすいパターン|これを避けるだけで失敗が減る

スエード素材・型押しが強い素材(カジュアル感が出やすい)

明るい色(ライトブラウン等)や派手な配色

厚底やゴツいソール、極端に細い・長い つま先

ビットローファーなど金具が目立つデザイン(相手次第で“遊び”に見える)

踵が浮いてパカパカする/甲がシワだらけ(サイズ不一致)

「ローファーはダメ」と一括りにされがちですが、実際は“靴単体”より“全体のスタイル”が影響します。スーツがフォーマル寄り(濃紺・無地・白シャツ)ほど、靴だけカジュアルだと違和感が出ます。

場面別の具体例|「この状況ならどうする?」を先に決めておく

社内(内勤・デスクワーク中心)

社内で完結する日なら、紐なしでも問題になりにくい傾向があります。とはいえ、来客対応や急な打ち合わせが入りそうなら、黒のローファーやモンクのように“ビジネス寄り”のタイプを選ぶと安心です。

外回り(訪問・商談・初対面)

訪問先では「相手がどう思うか」が優先です。相手が堅い会社ほど、足元は定番のビジネスシューズ(紐あり)に寄せた方が安全。紐なしで行くなら、装飾の少ない黒のモンクストラップが現実的な落としどころです。

会食・パーティー(仕事の延長線)

会食はスーツでも“少し華やか”が許されることがあります。ただし、派手な金具や明るい色は悪目立ちする可能性も。ビジネスの延長なら、シンプルな革靴の範囲で遊ぶのが安全です。

出張・移動が多い日

移動が多い日は機能(歩きやすさ)が重要です。ラバーソールやクッション性なども含めて選び、靴擦れしないサイズを優先します。見た目との両立が難しい場合は、移動用と訪問用で履き替える運用も有効です。

就活・冠婚葬祭はどうする?|迷ったら“紐あり”に戻るのが安全

就活:『減点されないこと』が最優先。紐なしは避ける

就活は評価が“無難さ”に寄る場です。面接官がどの基準で見るかは読めないため、余計なリスクを避けるなら紐ありの黒が最も安全です。

葬儀:基本は黒・装飾少なめ・光りすぎない革靴。ローファーは避ける意見が多い

葬儀は冠婚葬祭の中でも最もフォーマル寄りです。紐なしはカジュアルに見えることがあるため、迷うなら紐ありを選びます。

結婚式・式典:会場の格と服装指定で変わる。迷ったらフォーマル寄りに

結婚式は会場や招待状のドレスコードで許容範囲が変わります。スーツや礼服のときは、靴もフォーマル寄りに合わせると安心です。

購入前チェック|迷ったらこの順で判断(社内規定や返品条件も確認)

最後に「この靴で行って大丈夫?」の判断手順です。ランキングや人気より、TPOの確認が先です。

①自分のシーンを決める:社内/外回り/商談/就活/冠婚葬祭(式)

②会社のルールを確認:服装規定・先輩の足元・社内ガイド。迷えば総務や人事に問い合わせ

③相手の堅さを想像:金融・官公庁・士業など堅い相手ほど紐ありが無難

④色・素材・装飾をチェック:黒・スムース・シンプルほど安全

⑤ネット購入なら返品条件も確認:特定商取引法表示、サイズ交換、送料など

業界・社風の目安|“厳しめ”になりやすい相手だけ知っておく

服装規定が明文化されている・来客対応が多い環境ほど、足元もフォーマル寄りが求められやすい傾向があります。迷ったら重要な場だけ紐ありに寄せると安心です。

厳しめになりやすい場:官公庁・金融・大企業の本社・式典・初回訪問

よくある質問(FAQ)

Q. ローファーはビジネスマナー違反?

一律に違反とは言い切れません。ビジネスカジュアルが浸透した職場では許容される一方、堅い業界や重要な対外シーンでは避けた方が安全です。

Q. 紐なしは、どのタイプが一番“ビジネス寄り”?

同じ紐なしでも、一般的にはモンクストラップ(ベルトで締めるタイプ)がきちんと見えやすいです。次点で装飾の少ないローファー。スリッポンは選び方が難しい部類です。

Q. スニーカー通勤がOKの会社なら、紐なし革靴も問題ない?

会社が許容していても、外部の訪問先・会食・式などでは基準が変わります。社内OK=社外OKではないので、シーン別に靴を使い分けるのが安全です。

Q. 紐ありでも、ウイングチップはフォーマル?

ウイングチップは装飾がある分、ストレートチップよりカジュアル寄りに見えます。仕事では使えますが、就活や葬儀など“最もフォーマル”が求められる場では避けるのが無難です。

Q. ローファーを履くなら、靴下はどうする?

ビジネスでは靴下ありが基本です。色は黒・ダークグレー・濃紺など、スーツと靴に馴染む色が使いやすいです。

Q. 1足で全部対応したい。結局どれを選ぶ?

最も幅広く対応しやすいのは、黒の紐あり・内羽根・ストレートチップ(またはプレーントゥ)です。紐なしは“便利さ”はありますが、式や就活では弱点が出ます。

まとめ|紐なしは「場面を選べばOK」。迷ったら紐ありに戻る

紐なしの革靴は、社内・ビジネスカジュアルならOKになりやすい

就活・冠婚葬祭・重要商談は、紐あり黒が最安全

紐なしで行くなら、黒/スムースレザー/シンプル/ジャストサイズが条件

迷ったら会社のルール確認→相手の堅さ→足元の整え(手入れ)で決める

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 西俊明(にしとしあき)

著者

 西俊明(にしとしあき)

ValueWalk Press編集長

中小企業診断士、Webコンサルタント、AIエージェント実践戦略家、書籍著者。
富士通で17年間、営業・マーケティングに従事した後、独立。270社以上のコンサルティング、250回以上の登壇実績を持つ。
ValueWalk Pressでは、ビジネスシューズ選びや足元の悩みを、読者目線でわかりやすく解説している。

 東峰貿易株式会社

監修者

 東峰貿易株式会社

ビジネスシューズ情報監修

靴の企画・生産を手がける企業。自社ブランド「ValueWalk」を展開し、
ビジネスシーンや日常使いに適したフットウェアの企画・開発に取り組んでいる。
ValueWalk Pressでは、ビジネスシューズの商品仕様、素材・機能表記、サイズ感、製品特徴など、メーカー確認が必要な情報を監修している。